雲南省は茶産地ですから、大きな街を歩くとたくさんのお茶屋さんを目にすることができます。売っているお茶で目立つのはやっぱりプーアル茶です。他の茶と異なり、プーアル茶は古ければ古いほど良いとされるため、記念として置いておけるお茶を作ることが可能です。茶馬古道、建国55周年、鄧小平生誕100周年記念‥。なかでも私が注目したのが、下関茶廠100周年記念下関沱茶復刻版です。下関茶廠は雲南省大理市にある歴史のある茶廠で松鶴というブランドで1902年から沱茶を作っているのです。歴代の沱茶を復刻して納めたシリーズが1500元くらいで売っていました。ちなみに100周年記念に作った七子餅茶も一枚500元ぐらいで売っていました。中国の感覚ではかなりの高級品だと言えます。飲むためでなく、お店のディスプレイ用だと思いますが、一部のお茶に関する中国の物価は高いなぁと感心します。(2006-05-26)
#Once apon a time in Yunnan #雲南懐古