Assam1864 冬の仕事

主人公が茶園に赴任してから3ヶ月、3月に始まって11月まで続いた雨季は終わりました。そして、茶摘みの季節も終わり、冬の間茶葉は乾きます。そのような茶葉は高品質な茶を決して生産しませんが、生産高を伸ばすために製茶している茶園もあります。
茶園の生産物が少くなったので、主人公たちは茶葉の品質に気を配ることができました。管理部が高品質の茶を生産していると評価したとき、主人公は幸せな気持ちを味わいました。
種を茶樹から取ることは、冬の大事な作業でした。
栽培した苗木は箱に詰められて、蒸気船で、新しい茶園が作られるカチャール、シレット、チッタゴンに送られました。
茶樹の刈り込みと雑草の除去は、11月に始まりました。
除草は、茶樹が水を吸収するのを助けるために、非常に重要でした。
茶樹が2.5~3フィートに成長すると、茶葉を摘みやすいよう水平に成長させるために刈り込みを行います。
冬の間に、炭は集められて保存されます。
およそ320ポンドの炭が、80ポンドの茶葉を生産するめに必要でした。
ジャングルの大きな木は切り倒され、象によって茶園まで引かれて行きます。飼いならされたバッファローも、竹やふきわらをジャングルから運ぶのに用いられました。
大きな木は火をつけられる前に、15フィートの長さ、5フィートの幅と深さ5フィートのくぼみに置かれます。葉や木の枝が燃えつきると、人々はくぼみに入って、丸太を燃やします。工場へ運ばれ保存される前に、このように生産された木炭は冷やされました。
竹、材木とふきわらは、冬の間にも集められて、将来の使用に備えて蓄えられました。
女性と子供は川辺に育った草を集めに出かけ、それらは乾燥させるために地面に広げられます。
籘は役に立つ材料でした。アッサム人はそれでいろいろなものを縛るロープや異なるサイズの入れ物を作りました。
工場機械のメンテナンス、予備部品の調達も行います。
仕事を監督するために茶園を馬でまわるのが、主人公にとって気持ちの良い時間でした。茶園の馬は非常に知的で、茶園すべての通路を熟知し、労働者の仕事を見ていたい時はいつでも本能によって止まり、主人公が彼らと話さないならば次の場所へと前進し、労働者と話していると話し終えるまでじっとしたままでいたのです。

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