その朝が月曜日または日曜日であるかどうかにかかわらず1年365日1日の休みなしで機械のように働かされた労働者の多くは、病気になるか、働く熱意を失います。
労働者が自由な時間をめったに得なかったので、住居を衛生的に保つことができなかったり、さっぱりした服を着ることができず、それが彼らが発病する原因になっているのではないかと主人公は考えました。
彼らに休日を与えられることができるならば、意欲向上を助け、規則正しくて健康的な生活を送ることが、より良い結果につながるだろうと、主人公はマネージャーに交渉しました。
出稼ぎ労働者は日曜日が何を意味するかについて理解しており、決定を喜び踊ることで表現しました。給料は同じままで1ヵ月4回働く必要ないのは幸せに値しますから。
「日曜日に働く必要はありませんが、飲んで、眠って、自堕落に時間を過ごすことに意味はありません。気持ちよく働くことができるように、住居の掃除、洗濯、健康に気を使って疲れた手足に休みを与えるために時間を使って下さい。そうでないならば、休日の賃金は給料から差し引かれます。万が一それが繰り返されるならば、違反者は無給で日曜日に働いてもらいます」
主人公の言葉は彼らの喜びに水をさし、労働者たちは浮かぬ顔で帰って行きました。
初めての休日に主人公は男性労働者を沐浴するために川の上流に誘い、同様に女性たちにも下流で沐浴するよう頼みました。
新しい服を買いに行けるよう村の市場まで衛兵に付き添わせました。
彼らが市場に出発した後、主人公は労働者居住区に向かいました。すべての労働者が市場に行ったので、沈黙が全域を満たしていました。
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