韓国茶生活の12か月 盛夏

薬令市場

五味子茶

夏に贈る滋養セット

通度寺茶室にて

サムゲタン(参鶏湯)

智異山野生茶樹とツユクサ

冷麺

木陰の涼台

クルトック

花を閉じ込めた氷を浮かべたスヂョンガ

冷茶のしつらえ

三伏とは三つの伏日(初伏、中伏、末伏)、一年で最も暑い日を指します。
中国での話ですが、清王朝最期の皇帝となった愛新覚羅溥儀と老舎はお茶を通して親しく語り合う関係だったと言います。あるとき、老舎は溥儀に「あなたは皇帝の時、どんなお茶を飲んでいましたか?」と尋ねました。溥儀は「清の宮廷生活で、夏は龍井茶を飲み、冬はプァール茶を飲んでいました」と答えたと言います。
なるほど、緑茶(龍井茶)は体の熱を冷ましてくれ、黒茶(プーアル茶)は身体を暖めてくれます。暑い夏こそ緑茶を飲むのが良いですね。
暑気払いの料理として、韓国ではサムゲタン(삼계탕/参鶏湯)や補身湯を食べます。サムゲタンは一羽の若鳥肉の中にもち米、ナツメ、高麗ニンジン、銀杏などを詰めて煮込んだ滋養強壮に良い料理です。

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