毎年2月24日に群馬県吾妻郡中之条町では白久保天満宮の宵祭りとして上州白久保のお茶講が行われています。
闘茶のようなこの行事、参加者は渋茶(煎茶)、甘茶、陳皮のお茶の飲み当てを競います。それの正解者、不正解者の数で豊作を占うわけですが、全問正解者または全問不正解者が出ると、その年は縁起が良いのだとか。1700年代にはすでにこのようなお茶講が行われていたという記録が残る神事、1990年3月29日に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
一般の方向けに随時「お茶講体験会」も行っています。ご予約、お問い合わせは、中之条町歴史と民俗の博物館ミュゼへ。
(2017-3-7)
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