纏足を履いたおばあさんを最近見かけることは少なくなりましたが、雲南省は政治の中心から遠く離れたところにあったため纏足禁止の通達が遅れ、たまに纏足を履いたおばあさんを見かけることがありました。
団山村という観光地化された村を散策していたところ、そこに住む人たちが外国人と見るや母親や祖母が履いたものだと言って纏足を売りつけようとする光景を目にしました。欧米の観光客が珍しがって買ったらしく団山民居に住む人たちは祖先が使っていた古いものを売ることを商売にしていたのです。なかには最近作ったのではないかというような新しいものもあったりして‥。刺繍布靴を履いている纏足のおばあさんを見かけたことは何回もあったのですが、革靴の纏足を見るのは珍しかったので店頭で写真にとらせてもらいました。(2006-05-27)
#Once apon a time in Yunnan #雲南懐古