徽州建築の粋①@安徽省黄山市黟県宏村鎮

“四水帰堂”、“天人合一”、“坐井観天”
徽州建築の天井は開いて、それぞれの家に空がありました。風水五行において財の象徴は水で、天から降る水を天井の底で受け止めたのです。井底に座って小さな空を見上げながら読書した子どもたちはやがて故郷を離れ立身出世し、そして最期には水のように自分の堂に帰りました。
宏村は南宋朝紹煕年間(1190〜1194年)に汪一族が聚居して連綿と800年以上つづく村です。風水的に雷崗山を背に、必要な水を人工的に村の中心と外に造り、各家に水が流れるよう水路を巡らせました。もし、道に迷ったならば、水の流れについてゆけば村唯一の出入り口つながります。うだつを馬頭墙といい、身分の象徴であるうだつが多いほど敷居の高い家(名家)とされました。
中国画里的郷村とされ、沢山の人が絵を描いていました。
~2018年4月17日facebook記事より

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