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ウズベキスタン
〈Silk Road in 2007〉 茶器だったかもしれません
タシュケント歴史博物館でみつけた茶器にみえる器です。茶器と水器はとてもよく似ていたり、用途がほぼ同じなので見分けがつきません。急須とやかんのような関係です。(2008-02-12) #Once apon a time in Silk Road #絲綢之路 #シルクロード -
ウズベキスタン
〈Silk Road in 2007〉 おもしろい地図を見つけました
タシュケント歴史博物館で十数世紀も前の人が描いた世界地図が展示されていました。ソグド人の展示物が置かれたコーナーの近くで見つけたので十数世紀前というよりももっと前の時代かもしれません。世界が丸く書いてありますので、地球儀みたいなものでし... -
ウズベキスタン
〈Silk Road in 2007〉 クシャン朝の遺産
クシャン族はイラン系言語をもった遊牧民族サカ族の一部で、彼らが樹立したクシャン朝では仏教が深く信仰されるとともにローマ帝国と中国、インドの大文明圏をつなぐシルクロードの東西交流に大きな役割を果たしました。クシャン朝最強王カニシカ王は仏教... -
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〈Silk Road in 2007〉 ソグド人の遺産
利があるところならばどんな所にでも行くと言われたソグド人、中国では彼らのことを商胡(商売に秀でている胡人)とよんでいました。かつて中央アジアにソグド人は暮していましたが、シルクロードを旅をしたソグド人の記録はそれほど多くありません。(200... -
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〈Silk Road in 2007〉 ゾロアスター教の遺産
唐の時代、シルクロード交易に中心的役割を果たした商人はソグド人が多くを占めていました。ソグド人の信仰の対象がゾロアスター教(拝火教)でした。ゾロアスター教は火・水・空気・土を神聖化しているため遺体を土葬したり火葬したりすることができず、... -
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〈Silk Road in 2007〉 ソグド人
シルクロードの交流において古代最も活躍した民族は商才にたけたソグド人です。ソグド人は子供が生まれると手に膠(にかわ)、口に蜜を塗る習慣があり、そこには甘い言葉で商売を有利にすすめ、手にしたお金を離さないように育って欲しいという願いがこめ... -
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〈Silk Road in 2007〉 タシュケント歴史博物館
1999年、イスラム原理主義に対して厳しい姿勢をとっていたカリモフ大統領に対して大統領暗殺未遂事件が大統領府前で起こりました。大統領は時間に少し遅れたために一命はとりとめましたが、爆風で大統領府の向かいにあった歴史博物館が破壊され、歴史博物... -
ウズベキスタン
〈Silk Road in 2007〉 プカルダスメドレッセ
プカルダスメドレッセでは、カリグラフィーアートを見学することができました。日本で言う宮大工のような人々がこのようなカリグラフィーを建築物にほどこしたりするようです。(2008-02-03) #Once apon a time in Silk Road #絲綢之路 #シルクロード -
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〈Silk Road in 2007〉 カリグラフィーアート
文字そのものが芸術表現の一つになったカリグラフィーは書体、幾通りもの様式が用いられています。絵のように見えるものもアラビア語の組み合わせなのです。東アジアの書道は毛筆を使いますが、アラビア式書道ともいえるカリグラフィーは葦や竹で作られた... -
ウズベキスタン
〈Silk Road in 2007〉 イスラム図書館
タシュケントのイスラム図書館には世界最古のコーランの一部が収められています。世界最古のコーランは最初の5ページはイスタンブール、それ以外はこちらと、大英博物館、サウジアラビアにそれぞれ保存されています。鹿皮に樹液で書かれたものです。(200...