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君山御茶園でお茶をいただく
清朝乾隆年間に書かれた長編小説『紅楼夢』41巻「櫳翠庵茶品梅花雪」に、「賈母道、“我不吃六安茶。(六安茶はいらないよ)”妙玉笑説、“知道。這是老君眉。(知ってる。これは老君眉)”」という文章がでてきます。老君眉と呼ばれて登場しているお茶が君山... -
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君山茶場にて
中国で二番目に大きい淡水湖洞庭湖の中にある君山島は大小72の山からなり、そこでは悶黄という他のお茶作りにはない工程を加えて作る黄茶、君山銀針を作っています。 今回非常に稀少な君山銀針を作っている君山茶場の場長さんからお話しを聞きました。 お... -
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君山銀針
湖南省にある洞庭湖君山で作られている君山銀針は、お茶の種類の中で黄茶に属する軽微発酵茶です。黄茶は緑茶を作る方法とほぼ同じなのですが、悶黄という黄茶を作る時のみに行われる作業が加わります。 黄茶が生産されている地域は安徽省、四川省、湖南省... -
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利源隆のおもてなし
塩づけしてから燻した腊肉は湖南名物。漢末、張魯が曹操に敗れて敗走中に民から腊肉を振る舞われたという伝説があるのは、さすが三国志の舞台となったお国です。湖南料理は四川料理、貴州料理と同じくらい唐辛子を使います。湖南省出身の毛沢東が好んだ味... -
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利源隆のお茶作り
花巻茶原料となる茶葉は6月以後標高の高い山で生育している茶樹の成熟した茶葉を一芯二葉ではなく六葉くらいまで摘みます。原料茶葉には揉捻と乾燥の工程の間に渥堆という加工が加えられます。揉捻された茶葉の細胞は大部分が破損して、茶汁が出ています... -
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利源隆でお茶をいただく
ワインにヴィンテージがあるように千両茶にもヴィンテージがあります。普通のお茶屋さんならば千両茶の試飲や比較は難しいお話ですが、それができるのがやはり製造元であり伝統秘伝製法を継承している利源隆です。 茶盤の横に立てかけられた茶袋は薄く輪切... -
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湖南省安化の利源隆
湖南利源隆茶業責任公司は国家無形文化遺産安化千両茶工芸伝承人であり、磚茶の国家標準改定人を務めた黒茶専門家呉建利氏が2001年に創建した会社です。以前は職人として入社してから1997年に11代目廠長になり白沙渓で千両茶復活に取り組みました。2001年... -
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白沙渓文化博物館
1941年、磚茶廠は建設庁直轄となり、湖南省磚茶廠と名付けられてから七十数年、国から定められた辺銷茶定点生産企業としてさまざまな黒茶を生産し続けた湖南省白沙渓茶廠。併設されている白沙渓文化博物館では歩んできた歴史と生産してきたお茶や伝統的な... -
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湖南省白沙渓茶廠のおもてなし
湖南省白沙渓茶廠の名前は白沙渓という地名に由来します。 湖南省を流れる四大河川(湘江、沅江、資江、澧水)の一つ資水は、広西チワン族自治区資源県を源流とする夫夷水と湖南省邵陽市城歩ミャオ族自治県を源流とする赦水が邵陽県で合流した大河を資水と... -
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白沙渓茶廠でお茶をいただく
辺銷茶定点生産企業と定められている白沙渓茶廠では社内に展示製品の購入と試飲をすることができるコーナーがあります。 金花がぴかぴか光る茯磚茶。茶の上にふりかけられた金粉のように見えるのが金花は冠突散嚢菌(ユウロチウムクリスタタム)、磚茶加工...