中国湖南省– category –
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万里茶路
中国とロシアを結ぶ万里茶道は茶葉を運送した国際的商道です。 伝統的中露万里茶道は漢口(現在の武漢市の一部にあたる)起点として、キャフタを経由しサンクトペテルスブルグやヨーロッパ奥地に達したため、キャフタは中露茶葉交易の重要都市となりました... -
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安化洞市老街
安化洞市老街の入口には見事な賀氏一族先祖を祀っていた賀氏宗祠があります。清朝乾隆3年(1736年)に建てられたもので、敷地面積850㎡、清代の四合院がそのまま保存されています。 茶葉や薬材など山の恵みが集められ加工された場所が現在の洞市でした。... -
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天尖、貢尖、生尖
三尖(左から貢尖、生尖、天尖) 生尖 天尖 湖南安化黒茶は湖南安化内で生育している茶樹の生葉を原料に、殺青、揉捻、渥堆発酵、乾燥させた荒茶で再加工したお茶の総称した言葉です。天尖、貢尖、生尖“三尖”はこの湖南安化黒茶の中でも穀雨(4月20日前後... -
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毛沢東と安化黒茶
黒茶産地湖南省は、古くは屈原、そして毛沢東、劉少奇、胡耀邦はじめ国の指導者を数多く生んだ地として有名です。湖南省の奥地では今でも家に毛沢東のポスター、会社に毛沢東語録が貼ってあったりします。 毛沢東と地元のお茶の物語に、“忙里偸閑(忙中閑... -
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渠江薄片
湖南省長沙のお茶屋さんのメニューで見つけた見慣れないお茶の名前。 これ何ですか?と聞いたところ数年前に復活した唐の時代からあった湖南省のお茶とのことでした。渠江薄片、湖南省安化県渠江鎮の黒茶です。パッケージには「唐代貢品 黒茶之祖」と夢が... -
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辺銷茶とは?
辺銷茶は文字通り辺境の地域や国に売るお茶のことを言います。 その始まりは茶馬交易。中国に産する茶葉と騎馬民族の軍馬を交易したのは唐代から行われ、黒茶は官庁が正式に西北の少数民族が住む地域に運んで売る官茶と定められ、宋代には茶馬交易を専門的... -
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安化擂茶
梅山文化という言葉を、湖南省の人はよく口にします。 梅山文化は主に湖南省新化、安化、桃江、漣源、冷水江、新邵、隆回、洞口などの地域に900年以上前から住んでいる原住民”梅山侗蛮”が特別な環境下で発展させた独特地域文化を指しています。 お茶につい... -
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ウエルカムティーの菊花茶
湖南省長沙で泊まったホテル。ベット横のテーブルにお茶が入ったままのマグカップ・・Σ(´∀`;) 片付け忘れたのか!と一瞬思いましたが、一緒に置いてあったメモに感動~ 「尊敬的贵宾:晚上好!忙碌的一天,您辛苦了,桌上是我们特意为您准备的菊花茶,具... -
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千両茶の作り方 湖南利源隆編
湖南利源隆茶業責任公司は国家無形文化遺産安化千両茶工芸伝承人であり、磚茶の国家標準改定人を務めた黒茶専門家呉建利氏が2001年に創建した会社です。 白沙渓の11代目廠長だった方なので、工程は白沙渓とほぼ同じ。 一年間寝かした黒毛茶(荒茶)を①配料... -
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千両茶の作り方 湖南省白沙渓編
一年間寝かした黒毛茶(荒茶)を①配料(原料配合)→②計量(計量)→③装簍(籠に入れる)→④鎖口(縫う)→⑤跴包(踏む)→⑥収経篾(絞める)→⑦捆包(縛る)→⑧圧杠(槌で圧縮)→⑨整形(整形)→⑩刹篾(とめる)→⑪号唛(印つけ)→⑫晾置(陰干し)等すべて手作業に...