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風景
茶虎旋風、姜阿新@台三線お茶のある風景⑩
18歳結婚写真 青空がよく似合う姜阿新洋楼 日本式も取り入れた鬼瓦 姜阿新古い写真 姜阿新洋楼玄関 姜阿新(1901〜1982)北埔姜家、金廣福墾の領導姜秀鑾の末裔として生まれる。台北国語学校(台北師範学校の前身)卒業、明治大学に留学。製茶工場を統括す... -
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徐耀良茶園@台三線お茶のある風景⑨
東方美人の優劣に影響を与えるウンカは、穀雨頃から出没します。芒種から大暑にウンカが大量に孵化する年は当たり年です。テレビドラマ『茶金ゴールドリーフ』でも茶畑が真っ赤に染まるのを待ち焦がれるシーンが有りました。ウンカに咬まれた葉を48〜52日... -
風景
膨風茶、東方美人始まりの物語@台三線お茶のある風景⑧
東方美人用茶畑 台北県から苗栗丘陵の背後に横たわる雪山山脈の水脈は五指山を巡り北埔を通り、南下して苗栗県の珊珠湖に至ります。冬の冷たい風から隔絶されるため、北埔峨眉の気候は温和でウンカには良い繁殖環境で、穀雨が過ぎるとウンカの孵化が始まり... -
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大溪老茶廠@台三線お茶のある風景⑦
1926年に建てられた敷地面積1670坪の大溪老茶廠、その旧名を角板山工場と言います。日、台、英、3ヶ国の建築スタイルを融合させた緑の建物は、静かな郊外に融けこむように建っていました。欧米への輸出が最も盛んだった時代、茶は“黒金“とされ、一日3交代... -
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大渓老街@台三線お茶のある風景⑥
蘭室 ガラスのストローで飲むコールドブリューティー(冷泡茶) 清朝雍正年間以前の桃園一帯は泰雅族の地で、泰雅族語で大水を意味する大姑陥と呼ばれていました。1818年、板橋林家(台湾五代家族のひとつ、林本源家族とも言い、霧峰林家と並び「一天下,... -
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關西老街@台三線お茶のある風景⑤
地理的に竹東駅をはさんで北埔の反対奥地にある關西鎮には、日治時代に紅茶生産で栄えた当時の製茶風景を感じることができる台紅茶業文化館があります。一日に2回見学ができ、タイミングが合わなくても、工場となりの店にて紅茶を試飲させていただきます... -
風景
北埔老街@台三線お茶のある風景④
北埔慈天宮 金廣福公館 擂茶 三国志張飛が兵を率いて武陵侵攻中、疫病で立ち往生してしまった時に医師が生茶、生姜、生米を擂って作った民間に伝わる滋養に良いスープで患者が快方に向かったとして語り注がれいる擂茶(三生湯「生茶」「生姜」「生米」)は... -
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客家三大茶の妙を知る@台三線お茶のある風景③
柑橘アイスティー 東方美人博物館 カレイ 揉捻機 柚子茶 客家三大茶は、膨風茶(東方美人)、酸柑茶、擂茶と言われています。客家三大茶の知識を深めるために、膨風茶(東方美人)の主産地である北埔の膨風茶文物館へ。膨風茶製茶工程は、採茶→日光萎凋→浪... -
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冬吃蘿蔔夏吃薑@台三線お茶のある風景②
内湾線に乗って終点内湾へ。内湾駅周辺に立ち並ぶ小吃店で販売されているもので客家の食文化を垣間見ます。端午節が近いので内湾名物の野薑花粽が気になったけれど米を食べて間がなく食指が動かないものの、生姜ものがあちこちで売られているのが気になり... -
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新竹市にて@台三線お茶のある風景①
新竹駅駅弁 カフェ下午茶 新竹駅ホーム 新竹駅 新竹市の人口は約45万、うち13.6万、人口の30.3%が客家です。新竹県の客家古鎮を結ぶ内湾線の起点新竹駅にて食べた台鉄弁当に入っていた豆腐乾も客家食のひとつ。漬け物、乾物、調味料は客家の知恵が活かされ...