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<上海建築2004&2014>先施公司(シンシア)服装公司大楼
南京東路690号 かつて南京路の消費の中心であった4大デパートは1910年代から30年代にかけて次々とほんの数十メートルの区域に登場しました。最初に建てられたのが、1917年に開店したシンシアです。建物はノースチャイナデイリーニューズ&ヘラルド社にも... -
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<上海建築2004&2014>永安公司(ウィンオン)東方紅商店
南京東路635号 永安公司(ウィンオン)は南京路をはさんだ先施公司(シンシア)の向かい南側に、シンシアからおくれること1年、1918年に開店しました。建物は著名なパーマ&ターナー事務所設計によるものです。ウィンオンの創設者である郭東の出身地はシ... -
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<上海建築2004&2014>東方匯理銀行大楼(インドシナ銀行)東方大楼
中山東一路29号 東方匯理銀行(インドシナ銀行)は1875年、いくつかのフランス系銀行の投資によってパリで設立し、1891年上海に分行を開きました。 高い建築物がたちならぶ外灘(バンド)の中では三階までしかない東方大楼ですが、高さ21.6mは各階の高さ... -
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<上海建築2004&2014>中国銀行大楼
中山東一路23号 中国銀行の前身は清朝廷戸部が経営していた戸部銀行です。銀行は光緒三十年(1904年)に開業し、上海分行はその年の10月31日に漢口路に開業しました。光緒三十四年(1908年)戸部銀行は改組され大清銀行になるも、辛亥革命によって大清皇朝... -
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<上海建築2004&2014>匯中飯店(パレスホテル/現・和平飯店南楼 )
中山東一路19号 1908年に建てられた赤レンガと白い壁が色鮮やかなパレスホテルはさまざまな歴史的エピソードにもいろどられてきました。上海でエレベータを備えた最初のビルとしても知られていますが、そのエレベータも多くの人々を迎えたり送りだしたり、... -
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<上海建築2004&2014>麦加利銀行大楼(チャタード銀行)
中山東一路18号 かつて多くの外国銀行が林立する東方の金融中心地であった外灘も解放(1949年中華人民共和国成立)後は、ほとんどの外国銀行が上海から撤退してゆきました。しかし、チャタード銀行は戦時中に休業はあったものの、1857年に上海に開業してか... -
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<上海建築2004&2014>字林西報大楼 ノースチャイナデイリーニュース社楼
中山東一路17号 「字林西報」(ノースチャイナデイリーニュース)の前身「北華捷報」は1850年8月30日に産声をあげました。北にあるわけではない上海でなぜ“北華”なのか?それは≪南京条約≫によって定まられた5つの通商港の中で一番北に位置していたからで... -
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<上海建築2004&2014>華俄道勝銀行/露清銀行上海分行(中央銀行大楼)
中山東一路15号 素晴らしい建築物がずらっとたちならぶ外灘において、華勝大楼は3階までしかありませんが美しさをいえばなんの遜色もありません。特に建物両側に建てられた柱上に立つ女神像と二階三階の四方を飾る美しいガラスの回廊は人々を魅了しました... -
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<上海建築2004&2014>交通銀行大楼
中山東一路14号 中山東一路14号はたびたび持ち主がかわりました。上海開港当時、イギリスのアヘン商人が買いあさった土地の中に中山東一路14号はありました。アヘン貿易が多くの国で禁止されるようになると持ち主の事業の失敗も手伝って、土地は売りに出さ... -
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<上海建築2004&2014>海関大楼
中山東一路13号 南宋時代、上海鎮は通商港ですでに外国貿易を管理する市舶司がおかれていました。明末から清朝初期に鎖国されていましたが、清朝康熙年間二十四年(1686年)に解禁されたことにより再び徴税機関が設けられました。 1853年、小刀会が蜂起し...