赤壁の元の名は蒲圻、古代から現代まで湖北省の南大門的役割を持つ場所で、歴史的には三国時代赤壁の戦いが繰り広げられました。
その一方肥沃な土に恵まれた茶栽培の歴史は長く、唐代から始まり清代はロシアとの茶葉交易の最前線として、羊楼洞は義興、興隆茂、聚興順、長裕川、昌生など茶問屋が建ち並ぶ場所になりました。1883年、ロシア商が湖北赤壁羊楼洞から大量の茶種、茶苗を購入して持ち帰り、クリミア半島の植物園内で栽培を試みたという記録があります。
農業部が発布した第二回中国重要農業文化遺産20に羊楼洞磚茶文化も含まれています。
(2015-10-22)
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