予定しているトルコ産茶葉はチャイクール製。
チャイクール(CAYKUR 紅茶農業管理公社)は、1971年国営企業として設立。1980年代民営化にからみ、ユニリーバやネスレなど外資系企業や民間企業が参入したりましたが、現在でもチャイクールは国を代表するメーカーです。
チャイクールのチャイミュージアムで教えていただいたチャイダンルック(トルコ式二段ティーポット)を使ったチャイのいれかたをひとつ。
①上のポットにチャイバルダック(チャイグラス)1杯分ほどの茶葉を入れます。
②下のポットには水を入れて火にかけ、そのうえに茶葉を入れた上のポットを置きます。
③下のポットの湯が沸いたら上のポットに注ぎ、下のポットには水をつぎ足します。
④再び上のポットを載せて、そのまま10分ほど蒸らします。
⑤紅茶が出来上がったら、チャイバルダックに上の濃厚な紅茶を3分の1ほど注ぎ、下のポットの熱湯で各自好みの濃さに薄め、これに砂糖を入れて飲みます。
予定しているトルコ菓子はバグラバ、ロクム等。
バグラバはトルコ発祥、パイ生地にナッツ類がはさんで焼き上げシロップ漬けしたお菓子で、トルコだけでなくイラン、アゼルバイジャン、ギリシアなど中央アジアや地中海周辺諸国で食べられています。ロクムは英語ではターキッシュディライトと呼ばれ、『ナルニア国物語』では白い魔女がエドマンドペペンシー(ペペンシー兄弟の次男)を誘惑するのにロクムを用いました。ロクムをお土産に買うならばエジプシャンバザールのロクム専門店がありました。そこでは出前チャイがあって、どんどん注文をさばいていく様子が面白くてしばらく立ち止まって見とれてしまいました^^
2022年3月10日facebook記事より