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雅安茶廠が教えてくれた蔵茶百問百答②
〔茶葉の“成熟”と“嫩”〕 嫩と表現される茶葉は清明節(4月5日)前後に芽吹いた幼葉を指し、緑茶主原料として茶葉中のアミノ酸を保持するプロセスで製茶されます。茶摘みした日に飲むことができる緑茶は、活気と香気が幼葉を製茶する上での特性です。 成... -
雅安茶廠が教えてくれた蔵茶百問百答①
〔蔵茶とは?〕 蔵茶は300万チベット族(蔵族)の生活飲料で、世界唯一生命と密接に結びついた歴史ある茶です。「旦夕不可暫缺(片時も欠かせない)」と語り継がれた蔵茶は時代、地域、風俗によって大茶、馬茶、烏茶、黒茶、粗茶、南路辺茶、磚茶、条茶、... -
ペルシア料理とサフラン
2007年にトルクメニスタンから陸路国境越えして、イランを横断してトルコに入るまでの16日間、マシャド、サブセバール、セムナン、テヘラン、イスファハン、ヤズド、シラーズ、コム、ザンジャン、タブリーズと10の都市を通り、各地の有名なチャイハネも巡... -
政所茶テイスティング会
茶譜 <煎茶> 静岡・本山 やぶきた 浅蒸し茶 鹿児島・知覧 やぶきた 深蒸し茶 政所 やぶきた 浅蒸し茶 政所 在来 浅蒸し茶 <玉露> 京都・宇治田原 福岡・八女 政所 <番茶> 政所 政所のお茶作りは昔ながら。春は糯藁で編んだ菰が山の長い... -
お茶の心はここから始まり、そして全国に広がった
かつて都が置かれたことのある日本の要衝・近江。お茶も例外ではありません。お茶は仏教とともに留学僧に携えられて伝来しました。遣唐使として中国大陸に渡った伝教大師最澄が比叡山山麓の坂本に茶種を植えたのならば、時をほぼ同じくして、『日本後記』... -
みんなちがって、みんないい
「宇治は茶所、茶は政所」と茶摘み歌に歌われ、かつては名茶産地として多くの茶師・茶摘み人が押し寄せたという近江政所は江戸・明治・大正まで山の下から上まで茶樹がずっと植わってたと言われるほど茶の生産が盛んな地でした。 時代とともに主産品も変わ... -
趙李橋製茶廠 その5
工場は16ヵ所に茶園を持ち、主な原料は地元で生産している毛面茶(荒茶)です。 茶摘みの時期は5月~6月、すべて機械摘み(だいたい一芯四葉ぐらい)で行います。(2018-01-08) -
日本的三ヶ日の過ごし方
日本的新年の風物詩といえば、初詣・福袋・縁起物。今日は正しい日本人的一日を過ごしました^_^ 最初の目的地は茶ノ木神社⛩。いつもマンツーマンで🦊と対話できるお気に入りの場所も、お正月は東京七福神巡りで行列ができてしまいます。赤い前掛けも眩しく... -
初詣と福袋
日本的新年の風物詩といえば、初詣・福袋・縁起物。 2019年の初詣は人形町の茶ノ木神社⛩で。お稲荷様と対話できるお気に入りの場所も、お正月は東京七福神巡りで行列ができてしまいます。赤い前掛けも眩しくいつもより凛々しく見えるキツネを仰ぎつつ、今... -
キツネちゃん飛ぶ、稲荷パフェ@京都伏見稲荷
稲荷茶寮は稲荷社の総本社京都伏見稲荷の広い境内の一角八島ヶ池(お産婆池)のほとりに2018年にオープンしたばかりの茶寮です。オープン当初から抹茶スイーツの外国人客人気で数少ない席につくには難しい。開店と同時10時に入り、日本庭園を眺めるテラス...