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滋賀
園城寺(三井寺)の古茶樹群
永忠が嵯峨天皇にお茶を差し上げた舞台となった梵釈寺はどこにあったのでしょうか? 場所に関しては、同じく古代寺院であった崇福寺跡の南尾根建物群、南志賀廃寺跡など諸説あるものの、崇福寺の近くにあったと考えられている。 延暦5年(786年)に桓武天... -
滋賀
崇福寺趾
嵯峨天皇(786-842)、近江の唐(韓)崎に行幸し、その途次梵釈寺にて僧永忠(742-816)より 茶を献じられる。 日本が中国の進んだ制度や文化を学び、取り入れようとしていた奈良・平安時代に、遣唐使や留学僧によってもたらされたと推定されます。 平安初... -
滋賀
日吉茶園と伝教大師産湯釜納所碑
社殿によればこの茶園は比叡山延暦寺開祖伝教大師最澄が入唐求法に際し天台山より茶の種子を持ち帰り、805年この地に植えたとして最古茶園とされています。最澄が日本に初めて茶を伝えたと言われており、日本の茶の発祥地は大津坂本であるとの看板が掲げら... -
滋賀
丁稚羊羹和た与の朝宮ほうじ茶パフェ
八幡堀や水郷めぐりで有名な近江八幡市。近江商人や安土城で知られます。 砂糖問屋「綿伍」に奉公していた初代小川与惣松が暖簾分けを許され、主家の一字を頂き「綿与」という店を、ここ、近江八幡の地に開いたのがその始まりです。 商い物の小豆や砂糖を... -
滋賀
日本遺産 琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産
古来より祈り、暮らし、食と密接にかかわってきた滋賀の水文化が日本遺産に認定されました。人々のくらしと祈りを育んだ「水」は、地域ならではの独自の生業や食文化も育んできました。魚の習性を知り尽くした伝統的な漁法は、季節の風物詩であるとともに... -
京都
ひぐらしや ここにいませし 茶の聖
明恵上人は1173年に生まれ、8歳で父母を失い、高雄山神護寺の文覚について出家しました。東大寺で華厳を学び、1206年後鳥羽上皇から栂尾の地を下賜されて高山寺を開きました。厳しい修学修行、求道の思いから右耳を切り落とし、釈迦への思慕から二度にわ... -
奈良
大和茶時間@古都の茶聖地巡礼三日目
奈良の町屋カフェ環奈、最初にいただいたのはほうじ茶と干し柿。看板メニューと思われる環奈の小箱は小さな三段重の箱に、目にも鮮やかな小さな和菓子が詰まっています。 環奈を後にして駅に向かう途中で見つけたカキ氷は月ヶ瀬ほうじ茶のカキ氷。黒ごま、... -
奈良
空海の足跡と地蔵盆
今日は奈良は大和茶発祥地とされる空海ゆかりの仏隆寺へ。 今回はレンタサイクルを利用したおけげで前回見逃した弘法大師爪書き不動尊や弘法大師の石清水で止まることもできました。 今日8月24日は地蔵盆、仏隆寺下で行われる地域行事地蔵盆の準備が行わ... -
京都
古都の茶聖地巡礼二日目
①京都の和朝食 清水寺に見守られた絶景ロケーションに建つ古き良き時代の小学校清水小学校がリノベーションして青龍という名のホテルに生まれ変わりました。明治2年、未来の京都の輝かしい街づくりをめざし、先人たちの英知と努力・地域住民の寄付により、... -
京都
普度を偲んで萬福寺に普茶料理
1654年、中国福建省から渡来した隠元禅師が後水尾法皇や徳川4代将軍家綱の尊崇を得て、1661年に開創された寺院であり、日本三禅宗(臨済・曹洞・黄檗)の一つ、黄檗宗の総本山です。黄檗宗では、儀式作法は明代に制定された仏教儀礼で行われ、毎日唱えら...