ヌン族の村へ@少数民族の手仕事に出会う旅㉛

昔々、中国から海路やって来てハロン湾に上陸してベトナムに定住したチワン族のことをベトナムではヌイ族と呼んでいます。水牛を始祖としていることから水牛の角のような帽子をかぶり、水牛の肉は食べません。藍染の民族衣装にシルバー。
先祖崇拝が主で、儒教、仏教、道教も信仰し、なかでも道教の教えが強く守られています。5つ並ぶ線香立ては、父と祖父、土地神、海の神、祖先を祀っています。
台所の祭壇はかまどの神を祀っています。旧暦12月23日に天に昇り天の神に一年の報告をしに行き、大晦日に戻ってきます。
霧雨降る真っ白な濃い霧の中外まで迎えに来てくれたお母さんは、連絡がつけられるよう、この日のために初めて自分のスマホを買ったとか。
息子さんが中国との水牛の貿易で儲けたため、古い家屋の横に立派な二階建て家屋が建築中です。

~2024年3月15日facebook記事より

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