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茶業研究所から見える茶畑
1940年にリゼに茶業研究所が設立してから、ソ連からの援助で茶業は近代化し、さらに生産した茶を大量にソ連が買い上げてくれたことによりトルコの茶業は急速に発展してゆきました。 1961年、日本でも農林省の技師2名をトルコに派遣して指導にあたったこと... -
トルコ紅茶の父
トルコ茶の栽培の歴史は、1880年代より始まります。 日本から種子をとりいれ、イスタンブール近郊の古都ブルサで植樹を試みましたが、失敗してしまいました。 1923年にトルコ共和国が設立、1926年にジフィニデリンによって茶が栽培されるようになりました... -
カッポ茶
山を焼いても自然に山茶が生えてくると例えられたほどお茶の生育に適した宮崎の山地、この地域には、山仕事での食事や一休みの時に楽しまれるお茶に、カッポ茶と呼ばれる焼き茶の風習があります。 山中で茶道具を持ち合わせない時、あたりに生えている竹と... -
リゼ茶業研究所
トルコ一の茶産地リゼには、1940年にリゼ茶業研究所が建てられました。 50tの茶の種をグルジアから輸入し、トルコ政府の育成計画のもと、本格的な生産を開始した直後のことです。(2014-03-20) -
セイロンティーとは
3月6日は、FOODEX JAPAN2014の出展者セミナーで、スリランカ紅茶局が行った「“セイロンティー”スリランカから世界への贈り物」を聴講してきました。 スリランカは小さな島国ですが、紅茶の生産量はインド、ケニアに次ぐ世界第三位、年間総輸出量はケニア... -
アタチュルク像
トルコではアタチュルク像がよく見かけられます。 リゼの町にも立っていました。 アタチュルクとは、トルコの父という意味で、ムスタファ・ケマルのことを指します。 オスマントルコは、クリミア戦争、ロシア・トルコ戦争、ギリシャ独立戦争に疲弊し、第一... -
サーレップ
のび~るアイスクリーム、ドンドゥルマを食べるのはトルコを旅行するときの楽しみの一つ。 ドゥンドゥルマは砂糖、羊乳、サーレップを原料としています。サーレップは、ラン科の植物の球根を乾燥して粉砕した粉がこのようにアイスクリームをのばしているの... -
リゼレストラン街
温暖な黒海沿岸のリゼは、国内のお茶の66%を生産する都市です。 リゼの人口32万人のうち、なんと85%がお茶の仕事に従事しているそうです。 トルコでは、1人あたりのお茶の消費量は世界第3位、日本人の3倍もお茶を飲んでいます。 街中でもお茶を飲んで... -
相馬御風と魯山人
「私達の町に昔からタテ茶という珍しい風習がある。それは一名バタバタ茶ともいっている。晩茶を煮出して、それを天目風の茶碗に汲み、少量の塩を加味して、茶筅も以て泡立てて飲むのである。晩茶に茶の花の煮て乾したのを入れると泡が立ち易い。(中略)... -
リゼ空
トルコの国民的スポーツはサッカーです。 温暖な黒海沿岸の都市リゼにもサッカーチームがあり、2013年は昇格したらしく、お祝いの旗がリゼの空にはためいていましたっけ。(2014-03-14)