相馬御風と魯山人

相馬御風宅台所

古いバタバタ茶の道具

「私達の町に昔からタテ茶という珍しい風習がある。それは一名バタバタ茶ともいっている。晩茶を煮出して、それを天目風の茶碗に汲み、少量の塩を加味して、茶筅も以て泡立てて飲むのである。晩茶に茶の花の煮て乾したのを入れると泡が立ち易い。(中略)この町ではどこの家でも毎日一、二回はこのタテ茶をたてて飲む。茶うけは沢庵漬けでも、菜漬でも、煮しめでも、ゆで豆でも何でもありあわせで間に合す。…」(相馬御風『タテ茶の風習』より)
この相馬御風宅には北大路魯山人が、御風が所蔵する良寛遺墨を見るため、三度にわたって訪れています。この時、魯山人は御風へのお礼として、料理の腕をふるったのだといいます。
現在相馬御風宅で、バタバタ茶の会が行われています。

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