「お大師様(空海)は四国の山の茶が自生しているのをご覧になった」という言葉を頼りに、空海がかつて見たという山茶のある風景を探して四国を旅した時、高知吾川郡を初めて訪れました。
土佐を訪れた高僧夢窓国師が五台山麓の草庵に住んだことから喫茶風習が始まり、長宗我部地検帳に吾川郡小川村に茶園有と記されているように、吾川郡は昔から土佐の茶どころ、また弘法大師信仰が深く、また旧暦4月8日の花祭りに新茶を摘み翌年の正月に飲むという風習がありました。昔の風習にならってお正月には大福茶を飲みたいですね^^
(2016-1-4)
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