萩乃薫

萩乃薫、青切り入

萩乃薫は山口県萩市の菓子専門店光國が、明治13年に発明販売開始した夏蜜柑の皮で作る和菓子です。
この和菓子の物語は、どこからともなく流れづいた夏蜜柑から始まりました。
今から180年以上前、山口県萩港沖に日本海の孤島に青海島大日比という村落があり、そこには男性の入門を禁じた尼僧修行道場で有名な尼寺がありました。その尼寺の者が海辺に漂着した果実を拾い、その種子を播いたのが発芽成育し、その実を食べて美味しかったところから夏橙と名付けて萩町の士族、楢崎壱十郎兵衛へ贈りました。それが萩の夏蜜柑の始まりでした。
時代が明治になって廃藩置県のため困窮した萩の士族は、藩主毛利公の奨励に従い夏蜜柑を栽培して活路を開き初めました。
日本初の夏蜜柑原樹は、天然記念物に指定されて、青海島の大日比村落に老樹の子木が今尚生存しているそうです。

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