お茶の問屋さんの大事な仕事の一つは、各生産者さんが作った荒茶を仕上げることです。
荒茶には古い葉、硬い葉、茎の部分、粉の部分が混ざって、その形はまちまち、きれいに揃っていません。
最初の画像、5つの黒いお皿にのった茶葉をご覧ください。上右が生産者さんから仕入れた荒茶。この荒茶は葉の大きさを揃えるためにまず選別(篩分け、切断、風選)されます。選別の工程でお茶は、頭(左下)、棒(右下)、けば(真ん中)、芽ぶん(左上)と分けられます。選別されたお茶はそれぞれ火入れされ、香味が整えられ店頭に並ぶのです。
(2016-9-2)
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