毎年12月頃行われるNPO法人現代喫茶人の会が主催する日本のお茶の魅力「茶匠と語ろう」は、日本各地から集まった日本茶の茶匠のお話をうかがいながら、茶匠が煎れる自慢のお茶を楽しむ会です。
第11回になる2017年は12月2日(土)11~17時、台東区の東京松屋にて8名の茶匠にお越しいただき開催されました。時間の関係上8席中5席しかまわれなかったのですが、今日から5日にわたって飲んだお茶をご紹介させていただきます。
太田重喜製茶工場は38年も前から全園無農薬栽培を始め、嬉野独特の蒸製玉緑茶を中心に製造しており、昭和63年から紅茶も始めました。平成25年から嬉野伝統釜炒り茶の製造も行っております。茶園では標高150mから500mの各地20か所ほどに約10品種を栽培しています。
Award審査員賞を受賞した稀少な蜜香紅茶を、5代目太田裕介さんに淹れていただきました。原料の在来種は嬉野樹齢350年茶樹の孫にあたるそうです。
(2017-12-7)
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