四国徳島県の宍喰、三好、上勝、愛媛県の石鎚山と、幻の茶産地を巡るにあたる勉強として黒茶作りに関する講演会に参加しました。
各先生のテーマは、
・石鎚黒茶の製造法、歴史と文化(香川大学加藤みゆき名誉教授)
・石鎚黒茶談義(檜原雅子茶園園主)
・中国黒茶と日本黒茶(京都大学坂田完三名誉教授)
徳島県は郷土色豊かなお茶が多い産地であることは勉強ずみだったのですが、愛媛県も代表的なお茶だけでも新宮茶、富郷茶、久万茶、宇和茶、鬼北茶等があり、なかでも久万茶は初代松山藩主松平定行公が宇治から茶の実を取り寄せて栽培させたのが起源、お茶作りを奨励したお殿様が存在した地では菓子文化も共に発展したのだそうです。だた今冬は記録的に寒く、南でも山間部は雪が積もっていたり、通行止めや冬季休業も多々あります。良く調べ準備して行くのが良さそうです。
(2018-1-25)
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