昔も今も、四川省からチベット族が住む地域に運ばれる辺茶は、康磚茶が圧倒的量を占めています。
一塊一斤(500g)の磚茶は二十塊一単位(10kg)で竹籠に包まれ、雅安から康定までの険しく長い道を背夫に背負われて運ばれて行きました。
馬も通れない険しい道のりを100kg以上の茶を背負って、160kmもの道を15日間歩く彼らの道のりは筆舌に尽くしがたいものがあります。
今日の四川省黒茶セミナーに実物を展示させていただけるというお申出を茶壺天堂さんからいただいて、一単位10kgの磚茶を現場まで運ぶだけで手が痛くなりました(歩ける距離なのにタクシー呼びましたw)orz
編んだ竹の隙間から黄色の包装紙に包まれた磚茶を見ると、チベットのラサのパルコルにレンガ塀のように積まれていた蔵茶のある風景を思い出しました^_^
~2017年9月24日facebook記事より
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