2017年9月5日の新聞において宇治最古の茶園奥の山茶園(足利義満が室町幕府3代将軍だった時代に特別に指定した7つの茶園宇治七茗園※の一つ)を調査対象として、土壌断面調査と炭素含量、放射性炭素年代、植物珪酸体組成による覆いに使われる稲わら由来物への測定から、1604年にポルトガル人ジョアン・ロドリゲスの『日本教会史』からの記述(茶園の上に棚を作り葦かわらで囲っている)から見られる被覆栽培よりもさらに遡った1396〜1440年の地層から覆い栽培が行われていた物証が見つかり、覆下栽培の始まりが文献よりも150年は遡ることが、府立大などの研究チームによって明らかになったことが発表されました。室町時代にさまざまな茶の栽培技術が発達していたのです。
この調査に関するお話を静岡大学名誉教授小西茂毅先生からレクチャーしていただきました。
お話を聞いた後は、抹茶テリーヌ京ipponをお茶菓子に、お濃茶用抹茶、単一茶園オーガニック抹茶、韓国チェジュ島産プレミアム粉茶(오설록 프리미엄 가루차)をいただきました。
※宇治七茗園 ~~森、祝、宇文字、川下、奥山、朝日、枇杷
~2018年7月7日facebook記事より
目次