大別山東北部に霍山山脈あり。霍山県は山にちなんで名付けられました。東に舒城県、南に岳西県、西に金寨県と湖北省の英山県、北に六安市に接し、海抜1774mの大別山主峰白馬尖を有しています。
霍山県の茶の歴史は古く、唐代以前、霍山に産する茶は寿州黄芽、霍山黄芽、寿州黄芽、霍山小団の名で呼ばれました。唐代は蒸し製団茶ですから、現在の黄茶製法で作った黄茶の意味合いはなく、幼芽の色が嫩黄色していたところから黄芽と名付けられたといいます。
この地域で摘まれた茶葉を集めて加工する製茶場では、4月中旬は、六安瓜片の摘採が始まり、清明節前から始まった霍山黄芽はそろそろ終盤を迎える時期なのです。
~2019年4月17日facebook記事より
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