丁稚羊羹和た与の朝宮ほうじ茶パフェ

八幡堀や水郷めぐりで有名な近江八幡市。近江商人や安土城で知られます。
砂糖問屋「綿伍」に奉公していた初代小川与惣松が暖簾分けを許され、主家の一字を頂き「綿与」という店を、ここ、近江八幡の地に開いたのがその始まりです。
商い物の小豆や砂糖を使い、竹の産地ゆえ手に入りやすかった竹皮に餡を包むという工夫をこらして作ったのが丁稚羊羹。
大坂や関東の商家に出ていた丁稚さん(見習い小僧)達が薮入りから帰郷の際、お給金の少ない丁稚さんでも買える手頃な値段だったため、いつしか「でっち羊羹」と呼ばれるようになりました。ご主人や番頭さんへのお土産として、当時から大変喜ばれるお菓子だったようです。
また菓子屋用語でこね合わせることを「でっちる」とも言います。小麦粉と小豆餡を練り合わせる工程から「でっちる羊羹」、転じて「でっち羊羹」となったという説もあります。
そんなお店の名物丁稚羊羹と四色ういろう等、銘菓がトッピングされているのが朝宮ほうじ茶カフェです。

2020年8月28日facebook記事より

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