虚応円耳が慶長8年(1603年)に創建した興聖寺は、一般観光客を受け入れていない市中の山居。例外的に夜に主催される体験会参加者にはその門戸が開かれます。
住職自らが作庭した苔庭を歩いたり、古田織部と家族の墓を参れるのは特別な体験。庭木が白壁や障子に影絵を作った夜、ライトアップされた苔庭と夜空に光る月を眺めていたら虫の声や水の音が聞こえてくる。静寂の贅沢を知る一夜でした。
夜座禅のスケジュール
17:30方丈にてお茶をいただき、見学
18:00本堂にて般若心経読経、住職からお話をうかがう
18:30食事
19:30坐禅したい場所を選んで坐禅
20:00寝坐禅体験
20:30終了
~2021年3月25日facebook記事より