大井川上流、南アルプス下流に位置する榛原郡川根町は日本で最も美しい村連合に属するほど自然に恵まれた茶産地で、精鋭茶農家が山間に点在しています。本日はそんな川根で3つの茶園を巡りました。
2ヶ所目は川根本町の標高600mおろくぼ地区で世界農業遺産茶草場農法※でお茶作りをしているつちや農園。茶園の中でお茶を喫することができるティーテラスは、茶畑の海に浮かんでいるかのよう。この日は寒風が強く、そこでティータイムを過ごすことはできませんでしたが、手作りの柚子の琥珀でお茶をおもてなしいただきました^_^
※茶草場農法
山林の苗木に陽が射すように草刈りした場所を茶草場と言います。茶草場で植物や昆虫が命を育み、そこで刈られた草は茶園の肥料に活かされてきました。肥料として用いられる草はススキ、硬い部分と柔らかい部分があるので腐敗分解が徐々に進みます。この伝統的農法は世界農業遺産に認定されました。
~2021年12月28日facebook記事より