数年前にロシアのお茶とワイン発祥地としての歴史を尋ねて訪れたスターリンの故郷ジョージア。
ジョージアの茶産地は黒海沿岸、コーカサスの自然豊かな地域。おばあちゃんがハンドメイドで作っている小さな茶園から国策でモンゴル向けの磚茶を生産した製茶工場まで、それぞれの風景を見ることができました。
茶の歴史探訪後、旅の目的地はワインロードへ。ワイン発祥地であるジョージアでは世界最古のワイン醸造法、地中に埋めたクヴェヴリ（素焼きの甕）でワインを熟成させる風景を見ることができます。ワインロードに点在するのは大きなシャトーから新進気鋭の作り手さんのブドウ園までさまざま。一般人も自分の庭でブドウを育てて、皆で集まって食事をする際には車のトランクに積んだタンクに詰めた自家製ワインのをふるまうお国柄、だから、さまざまなワインをいただきましたが、なかでも、スターリンが生涯愛飲したという赤ワインの味は忘れられません。
また、ハチャプリとチュルチュヘラ、これらも食べたくても中々日本では食べられないジョージア料理。
いつか、いつかと思っているうちに味の記憶が消えてしまいそう…🥺ハチャプリを再びという念願を果たすため、本日はジョージア料理研究家の先生がご自宅で開催する料理教室に行ってまいりました🥰
《本日のメニュー》
・トビリシマダムのボルシチ
・イメルリハチャプリ
・アチャルリハチャプリ
・ナスの宝石箱サラダ
・カトレティ
ハチャプリを２種類教えていただけるのが魅力です😆
ジョージアのボルシチには日本ではあまり知られていないながらジョージアではポピュラーなスパイス「コンダリ（サマー・セイボリー）」が入ります。カトレティにもパクチーなどのハーブが沢山入っています。シルクロード沿いに位置しているためさまざまなスパイスが織りなす複雑な風味を特徴とするのがジョージア料理なのだそうです。シルクロードのスパイスといえば、ウズベキスタンのスパイスティーも懐かしいです。懐かしい味がよみがえった時間、トビリシのスーパーにたくさん並んでいたグリエリのお茶も🥰
2022年２月19日facebook記事より
