池田さんが主催する悠々茶館で初めて出会った徳昂酸茶。
徳昂族は古より雲南省を中心にタイやミャンマーに住み、世界で最も古い、一説には二千年ともいう茶文化を持つ少数民族のひとつです。
生まれた時はお茶の産湯につかって、亡くなると茶葉をひきつめた棺で送られる、人生を茶と共に過ごし、民族性を茶で表現するこの民族は古事記のように茶の子であった祖先の伝説を持っています。
特異なのが、酸茶という茶葉をビンロウのように噛む食習慣です。今日いただいた徳昂酸茶は2種類。一つめの茶は味や形が日本の碁石茶に似た茶でした。それからもう一つの酸茶、人々の生活が進化発展するように、最近の固形茶によく見る金花菌(冠突散囊菌Eurotium cristatum)がついているようで、ちらキラリと光る金の花が咲いてました^^
2022年3月6日facebook記事より