安徽省祁門県江南春茶廠茶室にかけられていた書

茶室にかけられていた書は、劉禹錫(772年 – 842年)の『陋室銘』
山不在高,有仙則名。
水不在深,有龍則靈。
斯是陋室,惟吾德馨。
苔痕上階綠,草色入簾青。
談笑有鴻儒,往來無白丁。
可以調素琴,閱金經。
無絲竹之亂耳,無案牘之勞形。
南陽諸葛廬,西蜀子云亭。
孔子云:何陋之有?
(陋室とは、狭くて粗末な部屋、銘とはモットーのこと。
劉禹錫は、政治家として政治改革を推進しましたが、後ろ盾を失うと20年以上に及ぶ僻地での左遷生活を送ります。陋室銘は左遷されていた時に書いた詩。どんなに狭くて粗末な部屋に住んでいても、自分自身の品徳を高尚に保っていれば立派な部屋だと見做すことができるので、何ら恥じることはないという作者の心持。)
~2019年4月20日facebook記事より

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