七曲り街道を行く@加賀

加賀の動橋と高塚の間は旧北陸道の七曲りと呼ばれる屈曲した道でした。由来は、戦国時代に攻め寄せる軍勢の数や装備を読み取るためとされています。
「ゆきくれて ふめばあやうき いぶりはし いのちかけたる なみのうえかな」
室町時代の僧道興が『廻国雑記』で詠んだ歌が町の名の由来となった加賀の動橋(いぶりはし)。
大聖寺藩の藩政期には北陸道の宿場町として賑わい、江戸時代創業の造り酒屋や献上加賀棒茶の製茶場が今も商いを続けています。
石川県の茶栽培の歴史は、加賀藩三代藩主利常に遡り、加賀市においては、大聖寺藩二代藩主が宇治から茶の実を取り寄せ茶栽培を始めたとされています(菅原神社の看板から)。
現在は献上加賀棒茶、加賀紅茶の生産地。
今日は6月8日。丸八製茶場の喫茶室では毎月8日には特別メニューを出しています。席につくとサービスに出てくる水出し加賀棒茶に喉がうるおされます。
6月なので和菓子水無月と加賀棒茶、そして6月8日限定メニュー初夏焙茶スパークリングと、ドライフルーツ3種をいただきました。
定番の献上加賀棒茶と見学時に見た初夏焙茶をお土産に。

2020年6月8日facebook記事より

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