ぶらり大浦線切符で旅する二日間。
最初に下車した駅はホームに茶の木が並ぶ彼杵駅。ドアが開いた途端目の前に並んでいた茶の木が可愛くて写真を撮っていると、通り過ぎていく列車から車掌さんがありがとうございますと声をかけてくれる、そんな駅。
町営バスで一番山奥まで上がって、茶畑を見ながらブラブラ下山します。小さめのバス車内で運転手さんとそんな会話をかわしたら、乗客も運転手さんも郷土愛溢れた方々だった。せっかく来たなら美しい風景を見てほしいと、案内をしてくれるそのぎ茶生産者さんを紹介してくれた。生産者さんは初対面の身知らぬ旅人をバス停まで迎えに来てくて、車でわざわざ案内してくれたうえ、お茶までご馳走してくれました。目にする茶園は皆キレイ😊この時期美しい茶園は来年も美味しいお茶になるのだと。
遠くペールグレーに光る海と斜面に段々の茶畑を見ていると、天地が逆転するような感覚におちいります。緑波の中を銀鱗の龍が泳いでいる。新緑美しい春ならば、もっとすごい魔法がかかった風景になることでしょう✨
山の中で一日過ごす予定が、親切のリレーでお昼時に下まで送って頂いたおかげでだご汁を食べる時間ができました。
二十六聖人が船出した土手には彼岸花。花言葉は、「悲しい思い出」「また会う日を楽しみに」
彼杵町、再見!
2020年9月17日facebook記事より