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アチャラ自治共和国とお茶
ジョージア(旧グルジア)内のアチャラ(Adjara)自治共和国は、帝政ロシア時代本格的にロシアのお茶作りが始まった地域でもあります。 黒海沿岸に位置するアチャラ自治共和国首都バトゥミ(Batumi)で小規模な茶栽培が始まったのは1882年。茶の苗と種は中... -
発酵ラボ 選別
乾燥がすんだ茶葉は色彩選別機にかけます。茶葉の粒子個々の色の違いで茎や異物を認識してはじいてくれます。センサー感度等の設定を変えることで煎茶、紅茶の両方(ウーロン茶は例外)について選別が可能です。処理量は時間あたり10~30㎏。見事にほうじ... -
ボートン・オン・ザ・ウォーター
ボートン・オン・ザ・ウォーターは、英国コッツウォルズの美しい村々のひとつ。 コッツウォルズのベニスと呼ばれているらしいです。(2015-08-16) -
コッツウォルズの羊
イギリスのコッツウォルズは、羊が草を食む緑の丘陵地帯に村々が点在する、古き良き田園風景を垣間見ることができる場所です。 羊の丘を意味するコッツウォルズは、その名の通り、13~14世紀に羊毛産業で栄えました。 羊さんたちは、いまも元気です。(201... -
コーランゲート洞窟のチャイハネ
イラン・イスラム共和国シラーズにて。 かつてバラと詩と葡萄酒の町として名を馳せたシラーズの出入口である門、コーランゲートには文字通り石門の上にコーランが置かれています。コーランは旅人の安全を祈願したものです。 門を見下ろす斜面には夏涼しく... -
発酵ラボ 発酵と乾燥
OP(オレンジペコ)とBOP(ブロークン・オレンジ・ペコ)に分けられた茶葉を発酵室に運び、5㎝厚で積んで発酵棚に並べます。温度15~40℃湿度80~90%自在に調節できる発酵室横には相対湿度表が貼られています。 温度33℃湿度90%途中切り替えして2時間適... -
発酵ラボ 揉捻とローターベイン
翌朝、萎凋されたやぶきた2番茶36㎏を紅茶用大型揉捻機に投入します。機械はヒルの部分がマホガニーのスリランカ製、15工程ごとに時間と揉圧盤位置を設定することができます。 萎凋した生葉に圧力と回転をかけて撚り込み、茶葉に物理的な損傷を与えること... -
はちみつ色の家
コッツウォルズに建てられた石造りの家並みは、昔このあたりでたくさん採取されていたライムストーン(石灰石)によって建てられました。 産業は衰退しても、はちみつ色の美しい村と称えられる風景は文化遺産となっています。(2015-08-12) -
発酵ラボ お茶摘みと萎凋
製茶の最初の一歩は茶摘み。 7月の炎天下、農作業着も虫予防のシトロネラオイルも準備万端、茶摘みする覚悟だったのですが、研究センター側のご厚意でやぶきた2番茶10㎏袋が6袋、計60㎏が搬入されて来ていました(ありがたや~)。 研究員さんの紅茶調... -
発酵茶ラボ
静岡県農林技術研究所茶業研究センター発酵茶等製造研究施設(発酵茶ラボ)は、発酵茶の製造技術習得、特徴ある新しいお茶作り、発酵茶を作りたいけど機械や道具をもっていない人に開放されている施設で、生茶葉を持ち込めば、指導員さんの技術指導のもと...