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御目出糖(おめでとう)
過日いただいた亀屋萬年堂の御目出糖(おめでとう)という和菓子のことを思い出して、銀座に出かけたついでにお店に寄ってみました。 化粧箱に並らべられているものは、お赤飯の折り詰めと見間違えてしまいそう。 この御目出糖は元和3年(1617)創業した... -
ツタンカーメンの落雁 千紫悠々(せんしゆうゆう)
この前、友人からお土産でいただいた落雁がとても興味深いものでした。静岡県藤枝で収穫される古代エンドウ豆(エジプトのツタンカーメン王の墓から出土した豆の子孫)」を薫り高く焙煎して挽き、和三盆と粉糖と合わせて押し固めた落雁だと。 落雁に押され... -
チャイクールの製茶工場 その7
乾燥機にかけられた茶葉は電気棒取機(ファイバー(繊維質)と茶葉を分ける機械)を通って、7種類にグレード分けされ、それぞれ袋詰めされます。 大きな袋です。 1袋に25~32㎏の茶葉が詰められています。 BOP1:25㎏入 BP:21㎏入 BOP2:27㎏入 OP:20... -
孔明燈
天燈は孔明燈とも言われます。由来は、三国時代に諸葛孔明が敵軍に包囲された際、紙を 貼って作った大型の籠を救援要請のための通信手段として飛ばしたのが発祥とされています。中華圏では諸葛孔明は熱気球を発明した始祖なのです。かつて台湾では平渓、十... -
チャイクールの製茶工場 その6
ジュムフーリエ工場の乾燥機は9台。 100℃から65℃の過程で20分間で乾燥させます。(2014-02-28) -
ボテボテ茶
松江&出雲地方に残るボテボテ茶の起源は未詳で、唐僧が伝えたとする説や、出雲のたたら製鉄職人が作業の合間に立ったまま口に流し込んでいた労働食よりはじまったとする説など、複数あります。 飲むためではなく、具を混ぜて食べるためのお茶なのです。 ... -
チャイクールの製茶工場 その5
ローターバンでねじ切られた茶葉は篩分機にかけられた後、発酵台で発酵させられます。 ここの工場には透気式発酵機が3台あります。 26度、湿度98%で30分間発酵させます。(2014-02-26) -
出雲茶
出雲のお茶は、浮浪山鰐淵寺の高僧から、その歴史が始まったと言われています。 鰐淵寺というのは、武蔵坊弁慶の修行地として有名な天台宗のお寺です。 最澄から始まる天台宗はたくさんの留学僧を出していますが、唐から帰る途中の僧がこのお寺に立ち寄っ... -
チャイクールの製茶工場 その4
揉捻された茶葉はローターバンにかけられます。 ローターバンというのは、茶葉を切断するための、お肉をミンチするような機械のことです。(2014-02-24) -
チャイクールの製茶工場 その3
ジュムフーリエ工場での揉捻の様子です。 このような揉捻機をトップレス揉捻機と言います。ここでは、20台有しています。(2014-02-22)