毎年12月頃行われるNPO法人現代喫茶人の会が主催する日本のお茶の魅力「茶匠と語ろう」は、日本各地から集まった日本茶の茶匠のお話をうかがいながら、茶匠が煎れる自慢のお茶を楽しむ会です。
第11回になる2017年は12月2日(土)11~17時、台東区の東京松屋に8名の茶匠にお越しいただき開催されました。時間の関係上8席中5席しかまわれなかったのですが、今日から5日にわたって飲んだお茶をご紹介させていただきます。
後藤さんの席でいただいた紅茶は3種類手摘み紅茶の飲み比べです。ガラスの蓋碗奥からべにふうき(セカンドフラッシュ、7月摘み、ウンカ芽、発酵9時間)、とよか(セカンドフラッシュ、6月摘み、ウンカ芽、発酵時間9時間)、ゆたかみどり(オータムナル、10月下旬摘み、発酵時間30分)。
ごとう製茶所在地愛知県豊橋市は昭和30年代には紅茶が盛んだった地。有機栽培茶農家4代目のご本人は、2013年から就農すると同時に無施肥で紅茶作りを始めて5年、2015年から毎年国産紅茶グランプリで受賞されています。国産紅茶グランプリ2017市販茶部門準グランプリ受賞茶は「手摘み紅茶2ndFlushべにふうき」が限定4袋のみ販売されていました。
(2017-12-5)
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