八風街道とは、京都と尾張を結ぶ最短ルートとして軍事的にも政治的にも重要な街道で、近江商人が全国にその名を轟かせる拠点なった場所でもあります。
今日はその街道を通って、今年1月積もった雪も白かった季節(今年はなんと4月にも雪が積もったそうで)が通り過ぎて緑が光る茶摘みの季節をいよいよ迎える政所に再びやって来ました。
政所茶産地は現在も廃藩置県が行われる直前に彦根藩が農民のために図入りで分かり易く茶業を解説した『製茶図解』のままお茶作りが行われている場所。時には2メートルの雪に埋もれても枝を地にうねらせて自然に身をまかせていた300年茶樹も元気に摘まれる日(今年は5月25、26日)を待っています。
2019年2月8日「政所茶」が地域団体商標登録されて最初の年である令和元年の政所茶のシーズンは5月半ばに始まりました。
~2019年5月15日facebook記事より
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