JR東海ワイドビューの愛称で親しまれた特急列車の車両キハ85系の引退を記念したありがとう号に翻弄された茶友が午後に到着^_^
新宮駅からバスに乗って1時間半もかからず本日唯一の目的地熊野本宮大社に着きました。車窓から見えた八咫烏の旗に一気にテンションが上がったものの、バスターミナルを出てすぐ横という好立地にある茶店の「釜餅と熊野番茶セット〜熊野本宮名物釜餅と伝統釜炒り茶をご一緒に〜」の看板に足は止まります。釜餅原料のもち米は大斉原の大鳥居前に広がる水田で栽培しています。釜炒り茶は明後日訪れる予定の生産者さんのお茶でした。
本宮参詣後は祓戸王子のほうにある大社の茶園へ。4月には新茶祭が行われます。
本宮の茶畑は熊野古道の発心門王子から伏拝王子に点在しています。王子とは熊野古道に点在する小さな社のこと、熊野権現の子とされる御子神が祀られ、参詣者は道中の守護を祈ります。熊野御幸は、宇多法皇が延喜7年(907)に最初に行って以来、弘安4年(1281)の亀山上皇の代まで行われました。中でも、寛治4年(1090)に熊野御幸を行った白河上皇が12回も熊野を詣でたことから熊野信仰が盛んになり、さらに鳥羽上皇は23回、後白河上皇は34回、後鳥羽上皇は28回と、多くの上皇が繰り返し熊野に詣でています。
熊野古道の茶の発祥は熊野に詣でた都の貴人が持ち込んだという説も🤫
2023年6月25日Facebook記事より