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六堡茶
六堡茶とは、中国の華南地域、広西チワン族自治区で作られている黒茶です。普段見る普通煎茶緑茶の色沢と異なり、その茶葉は黒褐で艶があり、味は優しく口当たりが良く、香りは中国の表現で陳香、年月を経た独特の香りを感じることができます。陳化すれば... -
スリランカ伝統菓子ワタラパン
スリランカのお菓子はハチミツで甘味をつけたものが多いです。クジャクヤシの蜜ジャガリーはアジアではよく見られるもので、小さくカットしたものがそのままお菓子として出てきます。スーパーや雑貨屋さんで良く見かける伝統菓子では、ハチミツで固めた胡... -
CTCテイスティングで見る道具
プッシャー 時々、アッサムの茶園テイスティングルームでカップのふたにのせたCTC茶殻の水分をぎゅうぎゅう押し出していた道具、なんという名前なんだろうと思っていたのですが、その答えを最大紅茶ブローカーJ.Thomasのテイスティングルームで... -
マックウッズラボケリーティーセンター(Mackwoods Labookellie Tea Centre)再び
スリランカの最高地茶産地ヌワラエリアにあるラボケリーティーセンター。イギリス人ウィリアム・マックウッズが創業した紅茶メーカーが経営している茶園で、運が良ければ緑に広がる斜面を茶摘みするのを眺めながら無料でティータイム(ケーキは有料となり... -
下田の紅茶に合う甘味
地紅茶サミット会場になった静岡県伊豆下田の町で、パンフレットで紹介されていた地紅茶に合う甘味をご紹介します。 まずは昭和24年創業老舗平井製菓の名物ハリスさんの牛乳あんパン、店内には常にパンを買うお客さんの姿があります。ひとつ購入して外のベ... -
趙李橋でお茶をいただく
趙李橋を訪れた時にいろいろ説明してくださった若い総経理。 昨年まで深圳の日本企業村田製作所で働いていて、故郷に戻り湖北省趙李橋茶廠有限公司総経理としての仕事を始めたのだとか。 毎日出勤すると、オフィスの人が磚茶を煮た大きなポットが出てくれ... -
趙李橋の茶畑
趙李橋では地元に16ヵ所の茶園を持ち、青磚茶の原料である毛面茶(荒茶)を調達しています。 茶摘みの時期は5月6月。 これら茶畑からの茶葉で作られる青磚茶は中国国家食品薬品監督管理局に健康食品と認められ、コマーシャルや広告を出しても良いと太鼓... -
国家的備蓄庫 趙李橋
中国全省には穀物備蓄庫があり、ある企業の穀物倉庫施設が省級穀物備蓄要求に合えば、穀物備蓄管理部門がその企業に食料備蓄企業資格認証を与えて、備蓄任務指標を下達します。 趙李橋は代儲単位として「国家辺鎖茶原料 代儲単位」(国家の備蓄庫)の看板... -
ワインルートでお茶をいただく
西ジョージアが茶産地ならば東ジョージアはワイン産地。 ワイン三昧の旅でも、ちょっと雰囲気のあるカフェを見ればお茶したくなります。出てきた紅茶がティーバッグでも、その国のお茶グリエリだったのをちょっと嬉しく感じてしまいます。グリエリ(Guriel... -
紅茗閣
紅茗閣は上海の茶葉市場の中で天山、大寧、九星に店舗を持っている紅茶専門店です。本拠地安徽省の祁門紅茶、景徳鎮茶器をメインに、国内は福建省、雲南省、四川省、海外はダージリン、アッサム、スリランカ、ネパール、南アフリカ、国内の名産地だけでな...