風景– category –
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名花白椿「四ヶ村(しかむら)」
食べるのがもったいないほど、美しい~^^ さぞや名のある和菓子だと思ったら、まさにその通りなのです。 四ヶ村という名前の由来は、江戸時代の代表的茶人としても有名な松江藩主の松平治郷(不昧公)が、道沿いに咲く椿を見て、「この近隣の四個の村を... -
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出張茶館囍茶(きちゃ)
月ヶ瀬健康茶園さんのイベントで、奈良を中心に出張茶館をされている囍茶さんの茶席につく機会がありました。 90分かけてまわった3つの茶席をご紹介すると…。 ★はじまりの茶 2012年9月摘みのべにふうきを茶碗とレンゲで 点心は月ヶ瀬健康茶園産干し椎茸... -
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奈良月ヶ瀬
奈良のお茶栽培の歴史はとっても古く、遡れば、空海が唐から持ち帰った茶の種を高弟堅恵(宇陀市榛原仏隆寺開祖)に与え、茶の製法を伝えたのが大和茶の始まりとされています。 標高150~450mの自然に恵まれた豊かな高地から茶園に必要な敷草と製茶に必要... -
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清浄歓喜団
清浄歓喜団は、奈良時代遣唐使によって伝えられたとされ、密教系寺院のお供え物として長い歴史をもっています。お菓子司の御当主が月の1日と15日を中心に精進潔斎のうえ調製しているので、昔は購入には予約が必要でした。 揚げ菓子なので宝袋形の白檀、竜... -
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八女茶発祥地 霊岩寺
大瑞山霊岩寺は、室町時代1406年、明から帰国して諸国行脚していた栄林周瑞禅師が留学先の蘇州の霊巌山寺に似ている風景に足を止め岩上で坐禅を組んでいたのを見た鹿子尾村(現在の福岡県八女郡笠原)の庄屋松尾太郎五郎久家が周瑞禅師のためにお寺を建立し... -
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栂尾山高山寺
明恵上人は鎌倉時代前期の華厳宗の僧です。 明恵上人は中国(宋)から帰国した栄西禅師のところにあしげく通い、交流を深めていたようです。 『栂尾明恵上人伝記』には、建仁寺で栄西禅師に勧められて飲んだお茶を医師に問い、茶の徳を知ったと書かれてい... -
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枕崎紅茶母樹園
鹿児島県枕崎市寿町には「紅茶のお母さん」といわれている木々があります。県の紅茶試験地跡の「母樹園」に残るその木々は北インド原産アッサム種の茶樹。国産紅茶の発祥とされるお母さんの木たちです^^ 枕崎市でアッサム種が元気に暮らしているのは、日... -
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脊振山
「茶は養生の仙薬、延命の妙術なり」 日本初の茶専門書『喫茶養生記』を書いた栄西禅師は二度(28才と47才の時)にわたり入宋して天台山や径山などで学び、長崎県平戸に上陸、その後福岡県と佐賀県の境に位置する背振山の霊仙寺石上坊に移り、茶を栽培した... -
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冨春園
長崎県平戸にある冨春園は、栄西が平戸に上陸して、その場所に宋から持ち帰ったお茶を植えたとされている茶園です。 その茶園はバスが走る山道の横にぽつんと存在しています。千光寺付近のバス停からその茶園の場所をバスの運転手さんか近くを歩いている人... -
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佛隆寺
平安時代、遣唐使として唐の長安で学び、真言密教を持ち帰った空海が日本にもたらしたものは仏教の教えや中国の進んだ技術だけではありませんでした。 それは、お茶を楽しむ心なのです^^ 大自然を散策した後は、たった一杯のお茶があればそれで十分であ...