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お茶の心はここから始まり、そして全国に広がった
かつて都が置かれたことのある日本の要衝・近江。お茶も例外ではありません。お茶は仏教とともに留学僧に携えられて伝来しました。遣唐使として中国大陸に渡った伝教大師最澄が比叡山山麓の坂本に茶種を植えたのならば、時をほぼ同じくして、『日本後記』... -
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みんなちがって、みんないい
「宇治は茶所、茶は政所」と茶摘み歌に歌われ、かつては名茶産地として多くの茶師・茶摘み人が押し寄せたという近江政所は江戸・明治・大正まで山の下から上まで茶樹がずっと植わってたと言われるほど茶の生産が盛んな地でした。 時代とともに主産品も変わ... -
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日吉茶園@滋賀県
最澄が入唐求法に際し天台寺より茶種を持ち帰り805年山麓のこの地に植えられたことが日本のお茶の始まりとされます。「日吉茶園看板より」 こちらの茶園は2007年以来、十年ぶりの再訪。 ~2017年9月16日facebook記事より -
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日吉茶園
日本のお茶はいつから始まったのでしょうか? 正史に初めてお茶が登場するのは、平安時代のことです。805年最澄と一緒に唐から帰国した僧永忠が815年梵釈寺で嵯峨天皇にお茶を差し上げた記録があります。 日吉茶園は、天台宗を開いた最澄(767~822)が留... -
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〈Silk Road in 2007〉 最澄上人の故郷を歩く その11
七夕の日にこの天の川席をご紹介できるのは、タイムリーだと思いませんか?最澄上人の故郷を歩くとしたシリーズ?をこの日までひっぱったのはこの茶室を七夕に紹介したかったからなのです。天の川席はその特異な構造からこのような名前がつけられました。... -
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〈Silk Road in 2007〉 最澄上人の故郷を歩く その10
比叡山延暦寺の元里坊である旧竹林院の八王子山を借景とした庭園はその素晴らしさから文化財に指定されていますが、中でも苔の風情が夏の暑さをひととき忘れさせてくれます。天然記念物モリアオガエルの卵がありますの看板に感動しました。(2007-07-06) ... -
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〈Silk Road in 2007〉 最澄上人の故郷を歩く その9
比叡山のふもとにある坂本は門前町であり、里坊の町であります。里坊とは延暦寺の僧侶が山を下りたら住む隠居所のことです。旧竹林院もその里坊のひとつで、その庭園のすばらしさから指定文化財となっています。ここでも庭園を眺めながらお抹茶をいただく... -
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〈Silk Road in 2007〉 最澄上人の故郷を歩く その8
ご紹介した水かけ大師の隣に最澄上人産湯の井戸があります。伝教大師最澄上人は767年8月18日に坂本で生まれました。そのとき産湯の水として汲まれたのがこの井戸であるといわれています。井戸にふたがされていたのが残念でした。(2007-07-04) #Once apo... -
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〈Silk Road in 2007〉 最澄上人の故郷を歩く その7
最澄上人が生まれた地は琵琶湖を有する豊かな地で、誕生した折に産湯とされたという井戸も千二百年前から水の絶えることがないといいます。その水で像に水をかけると願いがかなうとか。(2007-07-03) #Once apon a time in Silk Road #絲綢之路 #シルクロ... -
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〈Silk Road in 2007〉 最澄上人の故郷を歩く その6
坂本では至る所に石垣を見ることができます。石垣は唐国を模したものといわれ、比叡山延暦寺発の土木工事技術です。ほとんど手を加えない自然石の石面を巧みに利用した石積みは穴太衆と呼ばれる坂本穴太を本拠地とした石工集団の技術によって築かれました...