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薄霞
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船着の松
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山吹かさね
松平治郷(1751~1818)は、江戸時代出雲松江藩の七代目藩主で、名君の誉れが高かったうえ、茶人としても有名な人物です。1806年隠居の際に不昧と号し、不昧公として今でも多くの人々に親しまれています。
来年2018年度開催予定の松平不昧公200年祭に向けてこれからいろんな事業が開催されるようです。不昧公の御歌から命名された和菓子若草で有名な御菓子司彩雲堂でも期間限定で当時の菓銘や題材を基に特製和菓子が販売されていたので、すかさずお取り寄せしました^^
「薄霞」
不昧公が春の茶席に用いた菓銘で、春の景色を東雲羹で表しています。
「船着の松」
正室しず姫が伊達藩から持参した松が船着の松と呼ばれたことに因みます。
「山吹かさね」
春の茶席に好んで用いられた菓銘です。
(2017-5-17)