中国浙江省– category –
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西湖龍井
西湖龍井外観 西湖龍井茶殻 中国は唐の時代、茶聖・陸羽が著した世界初の茶専門書『茶経』の中で挙げられている茶産地に杭州の天竺、霊隠二寺もあります。霊隠寺が建てられたのは東晋咸和3年(328年)、天竺寺が建てられたのが咸和5年(330年)、当時仏... -
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珠茶の現状
珠茶 浙江省紹興は珠茶の原産地です。浙江省が力を入れている緑茶は名優茶と呼ばれる高級茶ですが、伝統を守るため、民族のお茶である珠茶や眉茶の生産も続けています。珠茶とは主に北、西アフリカに輸出される、別名ガンパウダーと呼ばれる、ミントティー... -
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紹興のお茶
大仏龍井というお茶を作っている場所は浙江省紹興市の南東部にある新昌県です。 かつて大仏龍井は新昌龍井と呼ばれていましたが、新昌よりもネームバリューのある大仏寺から大仏龍井となりました。 新昌県を代表する観光地大仏寺は、江南最大の石窟内弥勒... -
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大佛寺
東晋永和初年の創建以来、李白が「新名迹寺、登覧景偏幽」と、孟浩然が「石壁開金像、香山倚鉄囲」と詠んだ中国でも最も早期に仏教が伝播し、江南最大の石窟弥勒大仏(その年代と規模は山西雲崗石窟や河南龍門石窟に匹敵し、四川楽山よりも200年以上早いと... -
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はまったアジアのお菓子
美味しいお菓子というのは、例えば、旅の途中に思いがけなく出会ったりもします。韓国の胡桃菓子や、インドのミルクケーキ、トルコのマロン、イランのプリン忘れられませ~ん^^ ナツメチップに関しては、とうとうネット購入してEMSで取り寄せるまでにな... -
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羊岩勾青
紹興市といえば、紹興酒の名が際立ち、茶産地という認識が薄いですね。 紹興市から車ででかけた山の中腹で小さな工房が作っていたお茶の名前が、勾青茶だと教えられてもピンとこず、「地産地消のお茶かな?」なんて思っていました。 ですが、幸運なことに... -
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龍井茶
中国の“茶都”杭州を代表するお茶と言えば、龍井茶。 龍井茶はかつて産地によって、「龍」「獅」「虎」「雲」に表されました。 「龍」は、翁家山、楊梅嶺、満覚隴、白鶴峰に産する龍井茶を、「獅」は、獅子峰、胡公廟周辺、龍井村、棋盤山、上天竺に産する... -
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清明節
「前三日早、正三日宝、後三日草(前三日に摘むは早し、好期こそ宝、後三日は草である)」。 この言葉は、お茶摘みのタイミングを逸してしまっては、丹精込めて育てたお茶の葉も単なる草になってしまうという意味の、お茶作りに携わる人々の間で言い習わさ... -
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顧渚紫筍茶
陸羽は唐代の人、史上初めてお茶に関する指南書『茶経』を書き、お茶に文化的道筋をつけた人です。中国茶を勉強する人にとっては避けては通れない名前、茶人という職業があるのならば、第一号と言える方かもしれません。 そんな偉人と最も縁の深いお茶が浙... -
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巴金とお茶
若き日に上海で魯迅と親交のあった巴金(1904~2005)は代表作『家』で、中国に今もなお根強く残る迷信や家制度などの封建思想への警鐘をならす作品として高く評価されました。三十、四十年代にはたびたび文学界の友人と杭州の西湖に遊び、美しい思い出の...