『サハリン島』とお茶

郷土博物館

日本展示

日本展示

ティーカップとチェス駒

チェーホフは1890年、30才の時に旅立ち、モスクワからサハリンまで旅の記録を発表し続けました。
当時、日本人、アイヌ民族、ロシア人が混住していたサハリンの様子を描いた『サハリン島』にはお茶のある描写がいくつも見られます。
「亭主と客がお茶の卓に坐る。この家の嫁と見える若い女房が、お茶を盆にのせて出し恭しくお辞儀をする。二人は茶碗を取って黙って飲む。~長い長い時が過ぎる。が若い女房は相変わらずお辞儀をして、亭主と客は相変わらずお茶を飲んでいる。」
この文章など、これは日本女性の描写なんじゃないかなと想像を膨らませながら当時の暮らしに思いを馳せてしまいます。
サハリン州郷土博物館は樺太庁博物館の建物がそのまま使用され、アイヌ民族、ロシア人、日本人が残した生活の様子が展示されています。
そこにはそれぞれ民族のお茶のある生活がありました。

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