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櫧葉種の茶畑を歩く@安徽省祁門県
黃山毛峰、祁門紅茶、安茶を生産する祁門県一枝春茶廠の茶畑を散歩。緑茶も、紅茶も、黒茶も、全て櫧葉種を原料としています。茶摘み人はお晝ごはんで家に帰っている人もいるとか、茶畑の畝に座って食べている人もいます。 戻ってくると、萎凋用竹茣蓙が巻... -
安徽省祁門で作るお茶@祁門県一枝春茶廠
安徽省祁門で作られる後発酵黒茶。祁門安茶の作り方は、梅雨が終わる頃、原料荒茶を清明節から穀雨に行われた摘採時間によって、頭芽、貢尖、毛尖、一級、二級に分けます。 白露の頃、夜外に出して露にあて、昼間蒸して熱い内に籠詰め、烘乾するのです。 ... -
石鎚山のお茶①
平清盛生誕900年。 1181年2月清盛の病没によって強力な指導者を失い弱体化してゆく平氏は、寿永2年(1183年)7月安徳天皇と三種の神器を奉じて都を落ち、九州大宰府まで逃れましたがそこからも追われて、海上を流浪した末に阿波国の田口氏に迎えられて... -
徽州建築の粋②安徽省黄山市黟県西逓村
618年に李渊が唐王朝を開き、290年間栄華を極めるも907年に朱全忠に王位を簒奪された際生きのびた第19代昭宗(李瞱)の子が民間に隠れて姓を胡と改名聚居した村が西逓村です。 950年、村の人々は皇帝の子孫であるという気概を心に抱きながら身分が一番低い... -
徽州建築の粋①@安徽省黄山市黟県宏村鎮
“四水帰堂”、“天人合一”、“坐井観天” 徽州建築の天井は開いて、それぞれの家に空がありました。風水五行において財の象徴は水で、天から降る水を天井の底で受け止めたのです。井底に座って小さな空を見上げながら読書した子どもたちはやがて故郷を離れ立身... -
金正喜記念館@チェジュ島
秋史・金正喜(1786~1856)は韓国人であれば知らぬ人はいないほど、朝鮮末期に「字が詩であり、詩が絵である」と称された秋史体という独特な書体を創造した著名な書芸の大家です。 同時代に生きた茶聖艸衣禅師は手製の茶を茶人に贈ることを常としていたの... -
宝石白茶@夜の茶会
今晩飲んだお茶は、宝石白茶と収蔵していた方が名付けた白茶。手作りなので、一つ一つ形が違います。産地は福建省福鼎、「一年茶、三年薬、七年宝」と言われて大切に収蔵されるこの白牡丹が宝石白茶と名付けられたのは、もちろん、このお茶が七年以上たっ... -
屯溪老街を歩く@黄山市
新安江、横江、率水河、3つの河が合流する埠頭として発展したのが、屯溪街。 明朝弘治年間(1488年 - 1505年)に出版された『休宁県誌』にすでに屯渓街の記載があり、清朝康熙年間(1662年 - 1722年)に至っては「屯溪街、件東三十里、鎮長四里」と相当な... -
安徽省緑茶三昧(≧∀≦)@黄山茶城
黄山茶城は黄山市屯渓区、市内中心地域に位置する安徽省のお茶が集まる市場です。 店先のあちこちで黄山毛峰の選別をする風景が見られました^_^ 安徽省を代表する緑茶やなかなか安徽省外で見ないお茶をいただきましたd(^_^o) 滴水香 松樹塢 大谷運 銀鈎 舒... -
夏ならば、酸梅湯🥤@杭州河坊街
ここ二日間雨混じりの日々だったのですが、熱い太陽が戻って参りました。 3月下旬から杭州に来て今日まで、気温が30℃近くまで上がり半袖を着ている人を見かける日が度々あり、浙江省は福建省のすぐ上にあることが実感できた滞在でした。清明節前にお茶を...