九色のしか

作:リン・シュウスイ
絵:リャオ・ジャンホン
訳:宝迫典子
価格:1600円+税
発売日:2020年5月30日
廣済堂あかつきの絵本
ISBN978-4-86702-029-6

~敦煌莫高窟の壁画に描かれた物語が、あざやかによみがえり、絵本になりました~
莫高窟は世界最大規模の仏教石窟寺院で、西域に旅立つ人が旅の成功を祈願するため、旅から帰って来た人が無事を感謝するために石窟を造りました。
4世紀から千年間、造られた石窟は492。中には彩色塑像と壁画が保存されて、仏教美術の展示としては世界最大の規模を誇り、また1900年に敦煌文書が発見されたことでも有名です。
257窟の壁画「鹿王本生」は仏陀が鹿王だった時の物語。
仏教の教えを説いたジャータカ物語にある「金色の鹿」が中国に伝わり、日本では宇治拾遺物語「五色の鹿」になりました。

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