古代のデータベースから生まれた台湾絵本🦌

西安から長距離列車に乗って敦煌を旅したのは2007年の夏。
懐かしい風景を思い出しました。
敦煌の象徴は風が吹くと砂が鳴く月の砂漠と“シルクロードの大画廊”莫高窟。
莫高窟は世界最大規模の仏教石窟寺院で、西域に旅立つ人が旅の成功を祈願するため、旅から帰って来た人が無事を感謝するために石窟を造りました。
4世紀から千年間、造られた石窟は492。中には彩色塑像と壁画が保存されて、仏教美術の展示としては世界最大の規模を誇り、また1900年に敦煌文書が発見されたことでも有名です。
257窟の壁画「鹿王本生」は仏陀が鹿王だった時の物語。
仏教の教えを説いたジャータカ物語にある「金色の鹿」が中国に伝わり、日本では宇治拾遺物語「五色の鹿」になりました。
台湾絵本『九色鹿』の翻訳絵本『九色のしか』5月18日出版予定です。

2020年5月1日facebook記事より

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