1974年に井戸を掘っていた農民楊さんに発見された兵馬俑坑。
世紀の発見をした楊さんは国から褒賞として2000元受取りましたが、人民公社が存在した当時はすべてを自分のものにすることなくみんなで分け、彼が手にしたお金は結局30元だったそうです。
2007年頃、三人の楊さんが、博物館の本屋さんで本にサインをしたりする仕事に従事していると聞きました。なぜ三人の楊さんかというと、発見当時一緒に働いていた楊さんが複数いたからという説明を聞いたのが印象的でした。
西安を代表する世界遺産になった兵馬俑坑がある秦俑博物館は一号から三号、秦銅車馬展覧館がありますが、なっといっても素晴らしいのが一号館なのでここでたっぷり時間をとることをおすすめします。6000体の兵馬俑一体一体すべて異なる様子を堪能できますと、ブログに書いてあっという間に7年も8年もたったんですねぇ~(^_^;)
現在、東京国立博物館に展示されている兵馬俑、懐かしい写真の彼らに会えるかな(2015年10月27日(火)~2016年2月21(日))。
「地底の都の栄華、上野へ。
紀元前221年、秦の王嬴政は中国大陸を初めて統一し、最初の皇帝「始皇帝」を名乗りました。始皇帝はみずからの巨大な陵墓を造らせ、そのほど近くに約8千体もの陶製の軍隊「兵馬俑」と埋めさせました。1974年に発見され、今なお続く兵馬俑の発掘は、始皇帝の知らざる歴史を次々と明らかにし、新しい驚きをもたらしています。」(始皇帝と大兵馬俑リーフレットより抜粋)
~2015年11月15日facebook記事より